開業する整体院・マッサージ院、どんな「予約制」にすべきなのか?

2020/02/25

08 店のシステムを整えよう 編

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予約席のイラスト
今回は表題のとおり、開業する整体院・マッサージ院をどのような「予約制」にすべきなのかを考えていきます。

どんな「予約制」にすべきか、選択肢は3つ

現実的な選択肢としては次のようになると思います。

①完全予約制

その名のとおり完全な予約制。予約なしで来院されたかたは原則お断りするか、常時施錠で予約がないかぎりう物理的に飛び込みでは入れないようにしてしまうというものです。

メリット

空いている時間を有効利用しやすい。
ペースを乱されにくいため、施術に集中できる。
施術と施術のインターバルをしっかり取っていれば、お客同士が顔を合わせる心配がない。

デメリット

急患は来づらい。また、世間には一定数「予約はしない主義」という人がいるため、そのような客層を丸々逃すことにもなる。

②予約優先

基本的には予約制であるが、空いていれば飛び込み客も入れるというものです。

メリット

ベッドの空き時間が①よりは少なくなるため、収入面で有利になりやすい。

デメリット

飛び込みも来るので常に「いつでも施術を開始できる準備」が必要。
施術中に誰かが来ると対応の必要があるのでせわしなくなり、落ち着いて施術ができない。

③予約可能

駅前の大きなリラクゼーション店などがこれです。
予約は可能だが、看板などに「予約制」「予約優先」の表示をせず、飛び込み客が入りやすいようにするものです。

メリット

誰でも気軽に入れる。

デメリット

②よりも更にせわしなくなる。
質の低い客も多くなり、店が荒れやすい。

おそらく正解はない

何が正解なのだろう? と悩まれるかたもいらっしゃるかと思いますが、
『どれでもいい』
と思います。正解/不正解というのはないのではないでしょうか。

メリットとデメリットを考えたうえで、自分に最適なやり方を採ればよいと思います。
ただ、一人整体院や一人治療院で③を採っているところは少ないように思いますよ。

ちなみに、わたくし管理人は①です。
書かれている3つのメリットを重視しました。

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