連絡を電話でなくメール一本で済ませようとするサラリーマンはなぜ仕事ができないのか

2021/01/29

雑記②

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今回は、最近よく聞かれる「電話は迷惑。連絡はすべてメールにしてほしい」という意見についての話です。

最近よく見かける「仕事の連絡はメールで十分。電話されるのは迷惑」という声

最近、ツイッター等で


「仕事の連絡で電話されるのは迷惑。やめてほしい」

「電話での連絡は時間泥棒」

「連絡はメールで十分」


などと言っている人を良く見かけます。
そしてそれに結構な数の『いいね』が押されていたり、賛同リプライがついていたりします。

これらの発言を信じ、「よし、ではこれから仕事の連絡は全部メール一本で済ませていこう」と考えてしまって良いものなのでしょうか?

メール一本で済ませてしまうのはマナー違反となるケースが多い

結論から言いますと、いけません。

社会人としてのビジネスマナーとして、上司や顧客に対しては、緊急度に関わらず、大切な連絡は対面もしくは電話で伝えるべきです。

その最大の理由は、メールのみでの連絡はマナー違反で失礼にあたるからです。


「いや、そんなことはないだろう」

そう反論したいかたもいらっしゃるかもしれませんが、忘れてはならないのは、

失礼かそうでないかを判断するのは自分ではなく相手である

ということです。

あなたがいくらメール一本で済ますことを失礼でないと定義したくても、相手が失礼だと思えば失礼な行為となります。


上司は忙しいものです。

忙しいと、メールを見逃してしまうこともあります。大切な連絡を見逃してしまうかもしれませんし、そのせいで損失が発生してしまう可能性だってありえます。

メール一本送られてきただけで何のアフターフォローもない場合、


「メール送りましたから。とりあえずこちらからはきちんと連絡したという証拠は残っています。見逃してトラブルが発生したらあなたの責任ですからね」


こう言われているように感じ、非常に無礼な印象を持ってしまう人が多いようです。


「でもメールのほうが『言った言わない』の問題も起きないし、記録も残るので……」

と思われるかたもいらっしゃるかもしれません。

しかしその場合でも、メールを送ったうえでさらに電話か対面できちんと直接連絡するようにすれば解決ができます。メール一本で済ませてよい理由にはなりません。


仕事は一人ではできません。できるだけ相手に失礼のないようにしたいものです。

なぜ「仕事の連絡はメールで十分。電話されるのは迷惑」という声がよく挙がるのか?

大事な連絡をメール一本で片づけてしまう。

それがマナー違反である、失礼にあたる、ということは、多くの人が認識している事実です。

なのに、なぜ定期的に「仕事の連絡はメールで十分」「電話されるのは迷惑」「電話は時間泥棒」などという声が挙がるのでしょうか?


これは電話に対する「恐怖」によるものが大きいように思います。

電話は怖いので迷惑ということにしたい。そのほうが自分にとって都合がいい――それが本音である人が多いのではないでしょうか。

具体的には以下のようなものです。


①電話のマナーが身についていなくて恥をかいた経験がトラウマに

ビジネスでの電話というものは意外に難しいです。

電話で話すということは、当然ですがそのフロアの人たちに自分の話を聞かれることになります。そこで新入社員研修できちんと学んでいない人は赤っ恥をかくことがあり、それがトラウマとして残り続けることがあります。

そのうち「電話しなければ恥をかくこともない」と電話を避けるようになっていきます。


②そもそも固定電話が怖い

固定電話恐怖症という言葉を聞いたことがある人もいると思います。

正式に認められている病気ではありませんが、固定電話をかけたり取ったりすることに恐怖を感じる症状です。「不安障害」の一種であると言われています。


③メールだけで済ませて上司に叱られたことがトラウマに

「この前君に連絡を頼んだ件、業者は何て言っていた?」

「メールしてありますので返事待ちです」

「『メールしてあります』じゃないだろ。早く電話しろ」

このように他の社員の前で上司に叱られて、不機嫌な上司の見ている前で電話をすることに。

それがトラウマになり、電話に対しての反発心や苦手意識につながっている人も案外多いようです。



話がここまで来ると、何のことはありませんね。

SNS等で電話を悪者にしている人たちは、


「電話が苦手なのでメールだけで許される社会になってください」と泣きついているにすぎない


という可能性もあるのかもしれません。

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