マッサージ・整体の学校選びでは、特にここを見るべき

2019/03/29

02 学校を選ぼう~学校生活 編

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学校=人生を託す場所

どんな施術者になりたいかを決めれば、どんな学校に行くべきかという“学校のジャンル”が決まるわけですが、

――ではその中でも、どの学校に行くのか?

ということも大事になってきます。
サラリーマンをやめて学校に入るということは、その学校に人生を託すということでもあります。
念には念をということで、学校選びをするうえで見るべきポイントをまとめてみます。

附属の施術所で施術を受けよう

あん摩マッサージ指圧師の養成学校には附属の施術所がある

国家資格系の学校であれば、学校附属の施術所(または実習所)がほぼ存在します。
そこでは、卒業1~2年目くらいの卒業生がスタッフとして働いています。
だいたいは、

  • 在学中に真面目にやっていた。(不真面目な人は入所できない)
  • 入学前は施術と全然関係ない他の業界にいて、師匠は不在でコネなどはない。(なので学校附属の施術所に入った)
  • 早めの開業を目指しており、臨床経験を積みたいと思っている。

というような方々であるため、
「ああ、この学校を卒業するとこうなるのか」
と、その学校を卒業した自分の姿を想像することが可能です。

ぜひ足を運び、その学校に行ったときの未来の自分を占ってみるようにしてください。

民間の整体スクールでも、大手は附属施術所がある

民間の整体スクールの場合は附属施術所なんてないでしょ? と思われそうですが、一部大手には存在しています。
そこで施術を受けて、きちんとした施術や説明をしてくれるのか、しっかりと見極めるようにしましょう。

学校説明会で見るべきこと

学校説明会には必ず行っておいたほうがよいわけですが、そこで何を見るのかというのは重要です。
当ブログでは注目すべき点として、以下を挙げてみます。

受付の職員に笑顔があるか

気持ちのよい対応をしてくれるかどうかを確認しましょう。
入学したら、事務手続きなどでずっとその職員にお世話になり続けるわけですので。

説明会のスタッフにやらされ感がないかどうか

学校説明会のときの学校側のスタッフは、基本的に在校生だと思ってよいです。
しかも常日頃から学校行事に協力的で人当たりもよい、優等生枠の生徒です。
それでも感じが悪い、もしくは明らかに士気が低いスタッフがいた場合は、警戒が必要かと思います。

校舎がきれいかどうか

新しい/古い ではなく、手入れがされている/いない をチェックします。
(古いということ自体はなんの問題もありません)
トイレなどが荒れていれば注意が必要です。

ちょっとでも引っかかるところがあればやめたほうがいい

冒頭にも書きましたが、3年間程度であっても、今後の施術者人生の入り口となるところになります。
人生を託すところとして、しっかりとした検討が必要です。

少しでも「なんかおかしくないか?」と思う部分があれば、他の学校も見に行き、慎重に比較するべきだと思います。



お読みいただきありがとうございました。

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